アキバのつぶやき

2025.06.08

ためになる、四字熟語

 「夜郎自大」。この言葉、皆さんはご存知だったでしょうか? 一般的に、「自分の属している狭い世界しか知らずに、他の世界の広大さを知らずに尊大に振る舞うこと」を意味します。常に気をつけなくてはいけない箴言です。

 この言葉の由来は、古代中国の故事にあります。漢王朝が支配していた時代、夜郎という国がありました。夜郎の王は、自分の国が非常に大きいと思い込んでおり、漢の使者に対して「漢と我が国と、どちらが大きいか」と尋ねたと言われています。この夜郎という国の王が、広大な漢王朝の存在を知らずに自分を過信していたことから、「夜郎自大」という言葉が生まれました。

自分の狭い知識や経験だけで物事を判断し、傲慢になってしまうのは、現代社会でも起こりうることです。常に謙虚な心を持ち、新しい知識や異なる価値観に耳を傾ける姿勢が大切だと、この言葉は教えてくれます。自分の世界に閉じこもらず、外にあるもっと広い世界に目を向けたいものですね。
 私たちは、油断すると自分の価値基準で物事を見てしまい、また批評したりします。思い込みで物事を観てしまいますと、現実を事実として受けとめられなくなります。これでは、正しい判断を下す確率は低くなります。複雑混交の現代社会をより幸福に生きるためには、多面的な視点を持ちたいものです。それには、自分の思考を常にブラッシュアップしていくしかないと思っています。

2025.06.07

裏切り

 長らく盟友関係にあったトランプ米大統領と実業家のイーロン・マスク氏が、急速に対立を深めています。一体、何が起きているのでしょうか?

対立の引き金となったのは、トランプ氏が推進する税制・歳出法案です。この法案は減税や支出削減、債務上限引き上げなどをまとめたものですが、マスク氏が「米国の破産」につながるとして批判したことから亀裂が露呈しました。
 トランプ氏は、法案に反対するマスク氏に対し「クレイジー」「失望した」と激しく非難。マスク氏が経営するEV大手テスラの利益のために反対しているとし、政府補助金や契約を打ち切る可能性を示唆しました。
 これに対しマスク氏は、自身は法案を見ていないとし「うそだ」と反論。「やってみろ」と応戦し、自身の宇宙開発企業スペースXの宇宙船「ドラゴン」の運行停止を開始するとまで言及しました。
 ドラゴンはNASAと共同でISSへの輸送を担っており、停止すれば米国の宇宙事業に大打撃となります。
舌戦はさらにエスカレートし、マスク氏はトランプ関税を批判し、トランプ氏弾劾への賛同も示唆。X(旧ツイッター)で「(共和党、民主党とは異なる)第三の政党を設立するべき時か」と問いかけるアンケートを開始しました。さらに、「私がいなければトランプは選挙で負けていた」「恩知らずめ」と、トランプ氏を痛烈に非難しています。
 背景には、マスク氏が推定3800億ドル超の資産を持つ世界一の大富豪であり、2024年大統領選ではトランプ氏に約2.9億ドルの献金をして勝利に貢献したという事実があります。この決裂を受けて、与党・共和党内には動揺が広がり、税制・歳出法案に賛成していた一部議員は修正を主張し始めています。これは、来年の中間選挙でマスク氏による落選運動の標的となることを恐れているためとみられています。
 かつての盟友同士の激しい衝突は、今後の米政局に大きな影響を与える可能性があり、注視が必要です。人を信じるのと、人の行いを信じるのは別だよ!ということに尽きるのではないでしょうか。

2025.06.06

仏像好きな日本人

 先日、奈良国立博物館で開催されている「超 国宝-祈りのかかがやき-」展に行ってきました! 奈良国立博物館の開館130年を記念した特別展です。昨年のちょうど今頃でした。同じ奈良国立博物館で、空海の生誕1250年を記念した展覧会があり、当日チケットを購入するのに、結構な時間並んだことがあったので、今回は事前に購入してサクッと入館しようと思いきや!! なんとなんと、事前購入者も長蛇の列です。並ぶことが性に合わないのか、一瞬帰ろうかと思いましたが、会期も6月15日までですので、いつ来てもこんな状況だろうと諦め、最後尾まで歩きました。ところどころに日影があるものの、日差しもきつく汗ばみました。結局、入館するのに約45分かかりました。

 公式サイトによると、特に午前中から午後3時ごろは混雑が予想されるとのこと。夕方の時間帯を利用したり、チケットを事前に購入するのがおすすめとこのとですが、その予想を上回る賑わいでした。

 展示物のメインは法隆寺が所有している百済観音です。実は、10年以上前に法隆寺を訪れたとき観たと思うのですが、すっかり記憶に残っていませんでした。見物客の会話を聞いていますと、へぇ~と感心する造詣の深い話が飛び交っています。中には仏像を前に、長い時間手を合わせて拝んでおられる、中年の女性もいらっしゃいました。私にはそこまで仏像への思いはないのでしょう。神仏とは形のないものという思いがあるからなのでしょうか。   私が興味があるのは、古代の人間が見たこともない神や仏を、形ある姿に表現しようと試みて、見事に後世に残す大作を作り上げたということに、感動します。名もなき人が、それこそ魂を注ぎ込んで作り込んだ仏像を見つめていますと、不思議と日常の邪念が払われ心が落ち着いてきます。

 会期終盤の6月7日、8日、13日、14日、15日は開館時間が午後7時まで延長されるそうですので、ゆっくり見たい方には夕方に行かれるのが良いかもしれませんね。 また、同じ時期に京都の国立博物館では「日本、美のるつぼ」展が開催されており、古都は展覧会を楽しむ企画が目白押しです。

 これから行かれる方は、気温の高い日が増えているそうなので、熱中症予防対策も忘れずに楽しんでくださいね! 圧巻の国宝の数々で、本当に見応えがありました!!

2025.06.05

もう36年か!

 1989年6月4日に発生した天安門事件から、今年の6月4日で36年を迎えました。この事件は、中国共産党・政府が、学生らを中心とした民主化運動を武力で弾圧したものです。

 この歴史的な出来事の犠牲者らを悼むため、世界各地で追悼集会が開かれています。特に、台湾・台北市中心部にある中正紀念堂前では、数百人もの市民が参加する追悼集会が開催されました。集会では、事件が起きた日付を示す「8964」の形に、キャンドルライトが灯されました。これは、民主化を求めて犠牲となった学生たちの死を悼むためです。

 36年という長い年月が経過しても、天安門事件で失われた命、そしてそこで掲げられた民主化への願いを忘れない人々が、世界中にいるということがわかります。台湾でのキャンドルライトに込められた祈りは、犠牲となった方々への追悼の気持ちを静かに伝えています。
 知らなかったことで、とても感動したことがあります。それは、当時の政府軍の少将でありました、徐 勤先(ジョ キンセイ)氏が、「丸腰の学生や市民に武器を向けることはできない」と出動命令書への署名を拒否したがために、軍長を解任され、軟禁状態に置かれていたことです。その後、死刑説や死亡説などが流布されましたが、2011年2月、香港のリンゴ日報の取材に、 「当時の行動を後悔していない」と語ったとのこと。
 一党独裁政治下で、上層部の指示に背くことは、勇気と信念が確固不抜でなければできるものではございません。人はそれぞれに、譲れないある一線をもって生きる事で、後悔の無い人生を送ることが出来るのだろうと強く思いました。
 

2025.06.03

さようなら、ミスター

 今朝は、大津市で売買契約と請負契約締結の為、売主様のお宅に直行しました。無事滞りなく売買契約の締結が完了しましたので、ふと、リビングのテレビに目を移しますと、長嶋茂雄氏の訃報の画面が流れていました。仕事中ですので、声をあげることが出来ませんでした。

 国民的な人気を誇り、「ミスタープロ野球」として多くの人に愛された、元プロ野球選手の長嶋茂雄さんがお亡くなりになったとのことです。

報道によりますと、長嶋さんは3日午前6時39分に、肺炎のため死去されたそうです。あまりにも突然のことに、ショックを受けている方も多いのではないでしょうか。
 長嶋さんは、現役時代はプロ野球・巨人の名三塁手として活躍され、引退後も巨人監督や、アテネ・オリンピックの日本代表監督も務められました。そのプレーや采配、そして何よりもその明るく情熱的なお人柄は、常に私たちの心を惹きつけ、多くの感動を与えてくれました。球場のアナウンス、「三番サード、ながしま!」その響きは、今でも心に残っています。記憶に残る選手という事で、天覧試合にさよならホームランを放ったり、派手なパフォーマンスで内野ゴロを処理する姿がとても優雅で今でも鮮明に覚えています。
 また、国民的な人気を誇った存在であり、野球ファンはもちろんのこと、そうでない人々の心にも、深く刻まれた偉大な方だったと思います。まさに、日本の野球界の顔であり、象徴のような存在でした。
 長嶋さんが私たちに残してくれた功績、野球への情熱、そしてあのミスターらしい言動の数々…それらは決して忘れられることはないでしょう。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。安らかにお眠りください。