アキバのつぶやき
2024.10.14
もし、アマ!
来月は彼の国アメリカ大統領選挙が行われます。もしトラ!、トランプ大統領がハリス氏を破り、大統領に返り咲くとしたら、アメリカは世界各国との関係はどうなるのか、とても注目を集めています。そんな中、トランプ氏が大統領になることで、脅威に感じる人が多いのか、また暗殺未遂が起こったとの事です。
何がそうさせるのでしょうか?
経済格差が広がり、貧困層がより一層苦しめられると感じるからでしょうか?いずれにしても、トランプ氏の強烈なキャラクターと発言に、国民が翻弄されているのかなぁと思います。
政治の事は全く分からない分野ですので、傍観するしかないのが現状です。
我がお仕事においては、傍観者では長期的利益の確保を通じての社会貢献を、企業として成し遂げることが出来ません。常に変化する意識をもって、日々の仕事に従事していく心構えが大切になってきます。生成AIが進化してきている現状で、まったく異分野の企業が、我々の業界に進出することは十分ありうることです。
私が一番危惧しているのは、昨日のつぶやきではございませんが、Amazonの進出です。もし、アマ!が現実となりますと、単なる仲介業務にとどまらず、テクノロジーと物流の力を最大限に活用した、包括的なプラットフォームを提供してくるでしょう。AIやデータ分析、サブスクリプションモデル、フィンテック、ブロックチェーンなど、独自の強みをフルに活かしたアマゾンならではのサービスを展開し、従来の不動産業界に大きな変革をもたらす可能性が高いでしょう。
我々のような地場の中小不動産業者はどう対応していけばいいのでしょうか?高度なデジタル技術を持ち合わせない我々は、「アマゾンされない」ために、顧客第一視座で既存のビジネスプロセスを見直していく準備と実践が求められます。とてもハードルの高い課題を解決しなければならない時代になりました。
家を建てれば売れた時代、販売志向を向上充実させれば何とか売り上げを上げることが出来た時代から、顧客第一志向の時代と変化してきています。未来を悲観ばかりしていては進歩はございません。
具体的にどのようにすれば、顧客を創造できるのでしょうか?それにはまず、仮説と検証をくり返し新たな経営地盤を創り上げていこうという意志を強く持つことが、何をおいても大切と思います。
残された仕事人生をそれに賭してみるのも面白なぁと思うのでした。
2024.10.13
これからの不動産業について
私が不動産業界に身を転じたのは、早いものでもう25年近く前になります。当時は商報というこちらの会社が、物件の情報を紙媒体の小冊子に集約し、不動産業者に営業マンが手配りしていました。その頃は、駆け出しの営業マンで、費用対効果などにはまったく感心をいただきませんでした。ただただ、現地に来場してくださった過去のお客様宅に闇雲に訪問をする日々でした。
当時の会社が所属していた団体では、3ヶ月に一度の頻度で各支部ごとに研修会が催されていて、その出席によって新たな情報を交換したり、商売の状況の報告の場として活用していました。
また、物件をレインズへ登録する時は、マークシート式の専用の用紙があり、鉛筆で塗りつぶししたあと、FAXを用いて登録申請していました。面倒な作業でもあり、やはり物件の流通はよく取引する業者様に電話で伝えていたのを記憶しています。
このようなシステムでの営業活動なので、物件情報が一般のユーザー様に行く届く訳がございません。ですので、不動産を購入したいと思っている方は、自ずと不動産業者のドアをノックし、自分の希望する条件を当番で店にいた営業マンに伝えなくては、物件情報が取得できませんでした。それに増して、運と言いますか営業パーソンの質にも巧拙があります。
このような情報の非対称性の中で高額な不動産の購入を迫られていたことを思いますと、とてもリスクのある行為でした。
ところが、今はもう家にいながら、街を歩きながら、手元にある機械で瞬時に物件情報が手に入ります。不動産業者とユーザーの情報量は拮抗している時代で、優良な希少価値の高い人気物件は、ネットに出現する前に不動産業者に情報がもたらされるといった現状ではないでしょうか。
この物件情報入手の変化に、私たち不動産業者はどのように進化し向上していかなければいけないのでしょうか?深く深く思考を重ねて試行錯誤を繰り返し時代に合った営業活動を構築していかなければ、造語にありますbe Amazoned、「アマゾンされる」というビジネスの荒波に呑み込まれる日が近い将来訪れるのではないでしょうか?
商報さんが、現代でも元気に会社経営を継続されているのを知って、少し安堵を覚えました。
2024.10.12
平和
昨日、2024年のノーベル平和賞が発表されました。
日本の原水爆被害者団体協議会に与えられました。瞬時に思ったことは今頃という感覚です。
実は私のルーツは広島です。
まさしく、平和公園の西側に位置するところに、ご先祖の居がありました。
平和公園に訪れたとき、我がご先祖様の居があったところに佇みますと、切ないなんとも言えない感情に支配されます。
同時に同じ市民で一瞬のうちに命を奪われた人々の思いと、残された遺族の無念さと諦めを感じてなりません。
翻って、私がこのように命を授かって、お仕事をさせていただいているのは、ただの偶然なのかなぁということです。
父は、私からすると叔父にあたる弟と、母の実家に疎開していました。ですので、命を奪われることなく、今も生存させていただいております。
爆心地からは西へ約く40キロ離れている所でしたが、爆風によって校舎の窓ガラスが割れる凄まじさだったと、父は呟きます。その後は、兵隊さんや負傷した人々が続々と小学校の運動場に運ばれてきたと言ってます。思い出しくないのか、多くは言いません。私も突っ込んで聞く気持ちになれず、今まで過ごしてきました。
そんな中、なぜ今なのか!
来年は被爆80年だからなのでしょうか?同時にもっと早くに与えられるできものではなかったのかと思いました。
今後あってはならない一番悲惨な人害を、もっともっと世界の人々に知っていただき、二度と核兵器が使用されないことを願うばかりです。
2024.10.11
魔術師
営業ではほぼ車を使っています。一日に100キロ走ることもあります。おかげさまで、運転免許証はゴールドですが、つい先月一旦停止不備で2点減点7000円の罰金を仰せつかってしまいました。いつも、止まっているところなのですが、なぜがスーッと交差点に進入してしまいました。
そんな、日々の営業活動の中で、数字の意味を考えることが多々あります。それは、前を走っている車のナンバープレートが気になるのです。3298なら車がミニクーパーだからだろうなぁとか、510なら後藤さんかなぁとか、その他様々な数字が目に入ってきますので、どうでもいいのですが、推察してしまう癖があります。
数字も言葉も何かを抽象化したい時に使うものだと思っていて、とても便利な反面、扱い方を間違うと諸刃の剣となり、自分も相手も傷つける道具に替わります。抽象的に話してばかりだと、何を言いたいのか相手に伝わりづらいところもあり、厄介な代物です。
もっともっと、センスを磨き言葉と数字の魔術師と言われるように努力していきたいものです。
2024.10.10
査定依頼の結果
不動産一括査定と自動車一括査定のアナロジーを検証すべく、自家用車を査定依頼しました。メールで送られてくるのは、もっと詳しい情報があれば、高額査定の可能性があるので、車体の写真などを要求されました。面倒なのでスルーしていましたら、近所の中古自動車流通業者から査定金額の提示の連絡がありました。○○万円ですが、実車をみさせてもらえればもう少し高く出せるとのご回答でした。まぁ、そうなる流れは予想しておりましたので、丁重にお断りさせていただきました。
なんとも、中途半端な検証となりましたが、下取り価格の信憑性は担保できないなぁという結論に至りました。これは不動産にも当てはまることではないのかと思い、何か独自の売却サポートができないか模索しております。一括査定サイトを活用した、「マイホームナットク売却システム」とでも言いますか、喜んでいただけれる売却プロセスをご提供していこうと思うのでした。