アキバのつぶやき
2025.03.31
白い花
白い花といえば、シクラメンを思い浮かべるのですが、この時期となりますと、街路樹にある辛夷の白い花びらがよく目に入ってきます。この辛夷という漢字はどこからきているのか調べてみました。
なんと、つぼみが子供の握りこぶしに似ているからとのことです。またの読み方として「しんい」とも読み、つぼみを乾燥させて漢方薬にするとあり、花粉症など鼻炎や頭痛に効き目があるとのこと。
本当に昔の人は知恵があり発想が豊かだなぁと感じます。情報が少なければ少ないだけ、自分の脳を活用しようとするからなのでしょう。現代のような情報過多の時代に生きる人間は、独創力が低下していると言われますが、蓋しそうだよなぁと思います。
思い切って休日は、一切の情報から遠ざかる時間をもつことを増やそう。そうだ、山登りが私にはあったのだ。天気が良ければ、兜岳に登ろう。
2025.03.30
防犯カメラ
今日、電気通信工事の事業を経営されている、お客様と話をしていました。独立当初は、携帯電話のアンテナ基地の撤去の仕事がメインだったようですが、1年ほど前からきっぱり仕事が無くなったとの事。それで、今は防犯カメラを事務所や個人の家庭に設置するお仕事にシフトされて、依頼が右肩上がりで増加しているとの事でした。
私は、そちらの方面には無知で、「防犯カメラって高いのでしょう?」と聞きますと、アマゾンで1万円ぐらいで、Wi-Fiにつながり太陽光パネルで電気を供給できる室外型の商品もあるとの事。物騒な世の中を反映してか、供給が盛んであり品物の価格も下落しているのでしょう。ですので、品物自体はお客様に購入してもらい、設置をしてあげているとのことです。その理由は、商品も提供するとなると、その分仕入れの手数料がかかりお客様の負担が増えるのが理由だからとの事でした。とても親切な営業を展開されていると感心するばかり。
知っていながらお客様の負担を増やす仕事をするのではなく、できるだけお客様の立場に立ってよい仕事提供することをモットーするその姿勢に敬礼を捧げ、私もそれに負けず劣らずきめ細かなお仕事を、提供していけるように精進してまいります。
2025.03.29
倦怠感
10年ぐらい前からお付き合いしてくださっている、同年代の不動産業者の社長様を約2年ぶりに訪ねました。ぱっと見た感じでは、歳の衰えは感じませんでしたが、コロナを罹患してからというもの、何をするのも億劫になって、引きこもり状態が続いていたとの事。現在は、完全に復調したわけではないそうですが、徐々に仕事に取り組めるようになってきたようです。
巷でコロナの後遺症として、倦怠感が酷く、うつ状態になったという声も聴きますので、社長さんもその一人ではないかとおっしゃっていました。私は、コロナに罹患したことがないので、全くわからないのですが、ウィルスが神経系に潜伏するのでしょうか。コロナ罹患前と変わらず今でもよく食べるとの事ですので、肉体的なものではないと思います。病は気からといいますが、気持ちの変換力を身につけないと完治しないのかもしれませんね。
では、どうすればその力を収受できるのだろうか?すぐに思い立つのは、世界のリーダーは、瞑想を取り入れていると、本などで読んだことがあり、ヨガが心の病の処方に効果があるのではと思います。今度会ったときは、ヨガ教室に通ってみたらどうだろうと、提案してみよう。早く元のバイタリティーあるお姿に戻ってほしいです。
2025.03.28
三月
過去を振り返りますと、どうも3月は好きになれない。小学生の低学年では、今でいう花粉症で泣いていた。現代のように花粉症が流行っていたない時期だったので、友人たちからいつもからかわれていました。そして中学生においては、なんといっても受験です。家が貧乏で私学の併願は許されなかったので、公立高校一本を強いられ、不合格ですと最悪は浪人することになります。
私の受験した高校では当時、4倍から5倍の競争率でした。ですので、毎晩遅くまで必死で勉強したのを覚えております。人生で一番勉強した時期です。ところが驚いたことに、弊社の近辺で人気の進学校であります、寝屋川高校や枚方高校で定員割れが起こったとの事です。それだけ生徒が少ないという事なのでしょうか。
そして、社会人になりますと決算時期ですので、営業職に従事しておりましたので、上司から売り上げの押込みを強要されたりと、今でいうパワハラは当然のごとく毎日繰り返されます。ほぼ平日は終電での帰宅で、終電に乗れない営業車で帰宅していました。人生で一番働いていたのが、30代ですね。それはそれで今となっては良い経験だったといえるのですが、あまり喜ばしくない労働環境だったのは間違いない。
そんなこんなで、私は3月に良い印象や記憶がございませんが、残りあと数日で3月は終わります。残りの稼働日は、楽しみながら精一杯やらねばならないことを、淡々とこなしていきたいものです。
2025.03.27
更地渡しがいいのだろうか?
ご相続された不動産をどうしたものか?と、ご相談いただく件数が増えてきました。相続登記が義務付けられ、相続に対する考え方が変化してきたのでしょうか。以前は、相続後3年は現状のままという感が強くございましたが、最近ではそのような風習は薄くなってきたように感じます。固定資産税の支払いや、周辺への悪影響を考えると、早期に売却して気分的にも資産的にも楽になりたいと思われる方が増えてきたと思います。また、一方で思い出がつまった実家だからという事で、今後も維持管理しながら所有していくという方もいらっしゃいます。経済的に裕福なご相続人様は、後者を選択される傾向が強いと感じます。
そこで、相続した不動産に限らず、居住中の自宅を、家庭の事情で売却をすることになった場合はどのような状態で引渡しするのが、所有者にとっても、購入者にとっても良い結果をもたらすかと色々と検討して参り、一つの光明を見出すことが出来ました。それは、所有者が現状の建物を解体し、更地にしてお引渡しするという形態を選択するという事です。もちろん、築浅の物件ではナンセンスですが、築25年以上の建物であれば、更地にして売却するほうが、購入者にとりましてもメリットがございます。それは、資金計画が立てやすいという事です。現状のままですと、更地にするための別途解体費用がどれだけかかるのか、購入者の方で算段しなければならないので、面倒な部分が残ってきます。逆に更地渡しですと、それを考えることなく新築の計画に集中できるので気分的にも楽になります。
そういったことから、私は建物の状況にもよりますが、更地にして売却する方法を提案することにしております。ただ一つ注意が必要なことは、抵当権がついた建物を解体するケースです。事前に抵当権者の承諾を取得しておかないと、大きな問題となります。
つくづく不動産取引とは、スリリングで奥深い仕事で、自己の能力向上にどこまでも拍車をかけなくてはいけない、やりがいのある仕事だなぁと心新たに戒めを与えてくれます。