アキバのつぶやき

2024.12.01

感情のコントロールが人生を豊かにする

 I Have a Dream!

私には夢があると宣言したのは1963年のキング牧師です。私たちは、夢がなければ前進しようと思わない。夢が想像という心の働きを生み、その想像が欲となり、欲望が情熱や熱意となり、熱意が行動へと転化するのではないかと、最近の出来事から強く感じます。

趣味なり、仕事におきましても、新しいことを始めるときは、どうも躊躇してしまうか、途中で諦めることが多いものです。当初は志だけは高く掲げるのですが、行動が継続しない。小さいころからそんな繰り返しです。お前は意志が弱いとか、飽きっぽいとかよく両親から苦言を呈されたのを思い出します。

振り返りますと、両親や恩師からの教えは、How to say!に終始し、如何にすれば継続性を保ち、何事もやり抜く強い意志が芽生えるのかという、How to do!を教えてもらうことはなかったのではないかと。それは、意志を強く保持し、何事も成功するまであきらめず愚直に取り組むにはどうすればいいのかという示唆は、伝えるのに苦労するからでしょう。人間には感情というものが存在する以上、これだという一つの明確な手段方法を伝えるのが難しい。だから、「言う易し、行うは難し」で終わってしますのではないでしょうか?

このところ、ちょっと肚おちしていることがあります。

おおかたの人は、苦痛を避け快楽を求めようとします。ですので、思う結果が出なければ、行動を投げ出してしまい、自分はできない、ダメな情けない人間だと自己否定しまいがちです。

そこで、思い通りの結果が出るまで、やり抜く、すぐに行動を起こすようになるために、その苦痛を快楽に転換できれば、回避できるのではないかと思ったのです。相続力を使うことになります。今の痛みは、将来の快楽のための登竜門であると、イメージし将来の夢の姿を絶えず描くように習慣づけるのです。

習慣は第二の天性なりといいます。人間にだけ与えられた言葉を使って、自己肯定感を強め、心の力で将来の夢を描き続ける。

彼の国に行っても大活躍している、大谷翔平選手は高校生の頃に、中村天風という日本人初のヨガ伝道者が書いた「運命を拓く」という著書を愛読していたといいます。どんな人物かといいますと、かの、松下幸之助翁、京セラ創業者の故稲盛氏も師事していた明治の思想家です。実は、私も20歳ごろ、ある経営者のかたから、読んでみなさいと勧められて購入し、今でも大事にしており、毎日1ページづつ、再読しています。

初老の今頃になって、書かれていることの本質のようなものがつかめられるようになってきました。高校生の時からそれらを実践できている大谷選手が大活躍するのは当然といえば当然ですね。

あ~、私ももっと早くに本質に触れられる精神を確立していたらぁ~という後悔の念を捨てて、一から前進していくことに心を向けよう!

2024.11.30

先送りと元気なお母さん

 以前から気になっていた空家がございまして、たまたまお隣にお住まいの方が、庭先でお花の手入れをされていたので、「お隣のお家はずっと空家のようですが、何か気になることないですか?」と、お声掛けしました。

すると、気さくに「火事が起こったらと思うと心配で、市役所に相談に行ったことがあるのよ!」とおっしゃいました。

「火事って、放火ですか?」と聞きました。

「違うのよ、落雷で火事が起こることがあるでしょう!」

なるほど、そういう出火の原因もあるなぁと感心し、それから他愛のない会話を交わしました。

お歳を聞きますと、84歳との事で、現在はグランドゴルフや、畑仕事をしているとの事。外観もお若く見えましたし、会話の受け答えもしっかりされていて、聴力も私と何ら変わりませんでした。また、若いころはお仕事をずっとしていたらしく、趣味では俳画をしていて、師範の免状もとったとの事でした。

今振り返って我が人生に悔いはなしとの事で、やりつくしたという感じで幸せだと満面の笑みでした。若いころから、思い立ったらすぐ行動するタイプだったようです。とても明るく朗らかにお話しできるのは、そのような前向きなご性格なのだろうと思いました。

最後に「天からのお迎えだけが、なかなか来ないのが不満なのよ」と、笑いながらホースで庭の花木に水をやっておられました。

初老の域に入った私ですが、何事も億劫がらずに、趣味や仕事など新しいことに取り組んでいきたいなぁと、元気なお母さんと会話してつくづく思いました。解らないからやらない、難しいから放置する、やったことがないからスルーする。こんな繰り返しでは、成長は覚束ない。

何事も先送りすることなく好奇心をもって、果敢に挑戦することで、今日のお母さんのように毎日が健康で活きられるのではないかと思うのでした。

2024.11.29

サイクル

平家物語の冒頭に、諸行無常の響きありという文章がございます。この諸行無常とは永久不変のものはないという儚い意味のようにとらえられます。少し違う目線で考えますと、すべては流転するという意味にもとれます。日々新といいますか、常に変化し続けるのがこの世という事でしょうか。地球も常に回り続けています。

私たちの日常も一日として同じ日はないのです。それを、日々同じような気持ちで生きるのではなく、昨日よりもより良い日にしようという意欲を発揮し、何事にも取り組んでいくことが大切のように感じます。向上心の無い人間にならないように、自己の精神を叱咤し進化させていきたいものです。

「できない」で何事もすます生き方ではなく、「どうすればできるのか?」という向上の思考回路を絶やさずに日々の仕事に取り組んでいこうと強く自己に言い聞かせよう。

怠惰な生活から生成の生活へと颯爽と邁進していこう!

2024.11.28

ブラック

ブラックマンデーは、月曜日に株価大暴落が起こり、市場がパニックになったことで名づけられたことは知っていましたが、ブラックフライデーという言葉には馴染みがなく、何を意味しているのか知りませんでした。昨年まで、今年のような盛り上がりはなかったのではないでしょうか?それがこのところ、ネットサーフィンしてますと、ブラックフライデーという文字をよく目にするようになり、気になって検索してみました。

アメリカ合衆国の感謝祭の次の日のことを指すとあり、黒字の金曜日と訳すようです。感謝祭のように祝日にはならないのですが、休暇をとる人が多く、お店も感謝祭の在庫一掃セールを行うので、買い物に出かける人が多くなり、商売が繁盛して儲けが増えるという因果関係から名づけられたとあります。

日本では明日の11月29日になるのですが、明日は大切なお客様とのアポイントもあり、仕事は休めないのでお目当てのお店に行くことはできません。でもECサイトでもブラックフライデーセールを行うようですので、日ごろ欲しいと思っている商品が安く買えるか、期待したいです。また、奇しくも私の還暦となる誕生日でもありますので、普段なら買えない商品を買えるきっかけになるかもしれないと思うと、なんだかワクワクしてきました。

「人生とは何かということについては、古来、いろいろの見方、考え方がなされているが、私は人間生活の各面において、絶えずよき生産とよき消費を実現し、そこに自他ともの幸せを生んでいくというところにこそ、人生の意義があるという見方もまたできると思うのである。」と、経営の神様であります、松下幸之助翁は言っております。

蓋し名言ですね。

2024.11.26

新幹線

 本日は、千葉にお住まいのお客様宅にご訪問させていただきました。仲の良さがひしひしと伝わってくる御夫婦で、とても楽しい時間を過ごすことができました。今年一年で一番の幸せを感じる日でした。11時ごろにお邪魔し、3時過ぎまで色々なお話を聞かせていただき、あっという間の時間でした。また、少し離れている駅にも関わらず、お車で送っていただきました。そんなお客様に感謝の気持で一杯で、マイホーム建築まで携わることができることを強く祈念して、千葉を後にしました。

移動手段は新幹線を利用し、京都から東京まで2時間ちょっとで移動できました。嘗てロック歌手の矢沢永吉氏がある番組で、故郷の広島に東京から移動する車中で、「新幹線早いね!」とコメントされていたことを思い出しました。矢沢氏自身が広島から成功を夢見て東京へ向かう為に乗車した夜行列車のことが蘇ってきた思わずでた言葉なのでしょう。

現在は、おしりが痛くなるぐらいずっと座っているだけでなく、車中で仕事も軽快にこなせますし、至れり尽くせりの快適な空間で移動できます。技術の進歩は本当に私達に恩恵をもたらしてくれています。ありがたいものです。

そして、新幹線で興味深いものは、北陸新幹線のルートがどうなるかです。私の住む京都南部ではとてもありがたい、松井山手に新駅ができるとのニュースが流れていました。

果たして、最終決定なのでしょうか?