アキバのつぶやき
2026.03.12
15年たって思うこと
15年前、私は47歳でした。年齢だけ見れば働き盛りですが、
心の中はどこか曇っていました。毎日仕事はしているものの、
その先に何があるのかが見えない。
仕事に未来を感じられず、どこか悶々とした日々を送っていたのです。
もちろん生活のために働いているという現実はあります。
しかし、それだけでは人は長く走り続けることができません。
仕事とは本来、自分の人生とどこかでつながっているはずのものです。
けれど当時の私は、そのつながりを見失っていました。
転機は、特別な出来事があったわけではありません。
ただ、「この仕事は誰の役に立っているのだろう」と考えるようになったことです。
不動産という仕事は、土地や建物を扱う商売です。
しかし、その本質は人の人生に関わる仕事でもあります。
家を買う人、売る人、相続で悩む人、空き家で困っている人。
そこには必ず誰かの生活と物語があります。
そう考えるようになってから、仕事の見え方が変わりました。
売ることだけが仕事ではない。人の困りごとを解決することこそが、
不動産営業の価値なのではないかと思うようになったのです。
気がつけば、あの頃のような悶々とした気持ちは消えていました。
今は、人の世のために役立つ不動産営業マンとして日々を過ごしています。
もちろん、仕事ですから大変なこともあります。
しかし、誰かの役に立っているという実感は、人を前に進ませてくれる力になります。
15年前の自分は、仕事の意味を探していました。
今の私は、その答えを少しだけ見つけた気がしています。
仕事の未来とは、どこか遠くにあるものではなく、
誰かの役に立つその瞬間の中にあるのかもしれません。
今日も、「アキバのつぶやき」に来てくださって、ありがとうございます。