アキバのつぶやき

2025.05.24

さかきばら

 今日は、 過去の日本の犯罪で一番世間を震撼させた、神戸連続児童殺人事件の被害者の一人である、土師淳さんの命日です。もう、28年になるのですね。本当に稀にみる残忍な犯行で、まさか中学生が犯人とは、だれも思わなかった。

 その犯人は当時の少年法により、罪を問われず今は42歳となり社会に復帰しています。土師さんのお父様は命日に手記を発表されている。犯人からは一度も手紙が送られてきたことが無いとの事です。

 もし私が犯人だったらと思うと、遺族の方々にどのような対応をしているだろうと考えますと、複雑な気持ちになります。亡くなった方は生き返らないのですが、事件を忘れることなく、少年犯罪の防止について何ができるか、考え続けていくしかないと思います。

 被害者の皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

2025.05.23

岩めぐり

 今週の火曜日に、京都のお伊勢さんと言われているこちらの神社と、岩窟巡りで地元では有名なこちらのパワースポットに友人と二人で行ってきました。日向大神社には、ハイキングを楽しみながら参拝に来られている人が多かった。気温も夏日でしたので、汗だくになりました。
 人が一人通り抜けるぐらいの穴を持つ岩「天の岩戸」が有名です。そしてその角にある戸穏神社に参拝し、天の岩戸を通り抜けますと、罪や穢れが清められるといわれています。その日は往復してしまいました。(笑)
 独りで行けるところではございましたが、友人と二人で行ったわけは、岩船神社の参拝があったからなのです。

 さて、岩船神社は、大きな岩の塊の隙間を歩いてくぐり抜けて社務所に戻るルートです。山の湧き水が、岩にしたたり落ちているので、滑りやすくなっています。だから前日が雨の日は岩窟めぐりの参拝は中止となります。私たちが受付していると、二組のカップルが来らました。参拝前に、宮司さんから、岩窟めぐりの注意点の説明がありました。聞いていると心細くなり、怪我するのではという気持ちが一瞬よぎりました。
 
 気を引き締めて、私が先頭となり、いざ岩窟へ向かいますと、なめてかかると危険と言われていたのに、合点しました。暗く足元が分かりづらく、ルートの目印を見落としてしまいそうになります。油断すると本当に、体を擦りむいて血が出るのは必定です。だから、ひとりでは参拝できません。ところどころ、戸惑う場所がありましたが、なんとか、無事もどることが出来ました。

 車に戻りますと、少年時代に危ないところを探検した時の思い出話となり、笑ってしまいました。はて、知らず知らずに身についていた穢れが、拭い去れただろうか。私が登山靴を買ったら山登りにまた行こうと約束し、家に帰りました。

2025.05.22

他山の石

 農水大臣が更迭されました。どうしてあのような発言をしたのか、不思議でなりません。空気読めなさすぎるという次元ではございません。コメ問題で世間を騒がしている渦中に!当事者意識の欠如がそうさせるのでしょうか。

 私も仕事柄、おしゃべりする機会が多い方ですので、初対面のお客様に接するときは緊張します。過去に初対面とは感じられないお客様と面談した時に、ウケ狙いの冗談を発したことがあります。お叱りを直接頂いたという事はございませんが、先方様が大きな心をお持ちだっただけ、実際は失礼な事を言っていたことがあるのではないかと思うと、ゾッとします。

 関西人はユーモアがないと生きていけないとよく言われますが、それを信じてユーモアのセンスのない人間が、軽率に冗談を発するのは、愚の骨頂ではないかと思います。言葉は、言霊と古来から言われています。過ぎたるは及ばざるが如し。覆水盆に返らずです。十分に気をつけよっと。

2025.05.19

家賃と同じならお得は本当か?賃貸からマンション購入への道

 私の姪っ子が、実家を離れ一人暮らしをはじめて、一年になります。職場への通勤時間を考えて、大阪市内の賃貸マンションに住んでいます。まだ独身ですが、マンション購入に憧れているかもしれません。
 

 さて、賃貸暮らしから一歩踏み出して「買おうかな?」と考え始めるきっかけの一つに、「月々〇万円のローン返済で購入できます。家賃と比べてみてください」といった広告を見かけたことがあるかもしれません。

 
 「今の家賃と同じくらいなら、購入した方がお得なんじゃない?」そう思いますよね。でも、ちょっと待ってください。実は、単純に家賃と月々のローン返済額だけを比較するだけでは見落としてしまう、購入ならではの費用負担があるんです。
今回は、賃貸からマンション購入を検討しているあなたが、後悔しないための「簡単な予算の立て方」について、こちらの記事を参考につぶやいてみます。

 賃貸とマンション購入、何が違うの?
 賃貸に住んでいる場合、家賃を払い続ければ特に大きな心配なく住み続けられます。雨漏りや設備の故障があっても、修理費用は大家さんが負担してくれます。また、土地や建物にかかる固定資産税・都市計画税も大家さんが支払っています。
一方、自分で住まいを購入した場合、これらの費用は全て自分で負担しなければなりません。金融機関はローンの返済を受け取るだけで、税金や修繕費までは負担してくれないからです。ここが、賃貸と所有の最も大きな違いです。
この違いを理解していれば、予算立ては比較的シンプルになります。

 あなたの「買えるマンション価格」を計算してみよう!

 では、具体的にどうやって予算を立てれば良いのでしょうか?
基本となる考え方は、「今まで家賃として支払っていた金額で、購入後に必要となる住まいに関する全ての支出を賄えるか?」です。
例として、現在の家賃が月15万円だった場合を考えてみましょう。この15万円の範囲内で、以下の費用を支払えるかをシミュレーションします。
•毎月のローン返済額•固定資産税・都市計画税•管理費•修繕積立金
仮に、固定資産税・都市計画税が年間合計12万円(つまり月1万円)、管理費と修繕積立金の合計が月4万円 だとします。
この場合、月々の住居費として充てられる15万円から、税金1万円と管理費・修繕積立金4万円を差し引くと、ローン返済に回せるのは月10万円ということになります。 次に、この「月10万円」を毎月返済していくとして、いくらまで借り入れできるかを計算します。ウェブサイトで簡単に試算できるツールが多くありますので活用してみてください。
 
 例えば、返済期間35年、元利均等返済、固定金利2%という条件なら、約3000万円の借り入れが可能となります。
つまり、現在の家賃15万円の範囲で住居費を賄うことを目指すなら、約3000万円程度の物件が購入ターゲットになるというわけです。

物件価格以外にかかる「諸費用」も忘れずに!

 予算を考える上で、もう一つ非常に重要なのが「諸費用」です。マンションを購入する際には、物件の売買代金以外にも様々な費用が発生します。
主な諸費用には以下のようなものがあります。
•所有権移転登記費用(所有者の名義変更)•抵当権設定費用(ローンを借りた場合)•不動産取得税(ケースによる、中古は耐震基準なども関係)
•不動産仲介手数料(中古の場合ほとんどかかる、売買代金の約3.3%強)•火災保険料、地震保険料•融資事務手数料など
 これらの諸費用は、ケースバイケースですが、一般的には売買代金の7%〜8%程度が一つの目安とされています。そして、これらの諸費用は、ローンに含めるのではなく自己資金で賄うのが一般的な考え方とされています。しかし、現在では住宅ローンに含める方も多くなっていると聞きます。

 先ほどの3000万円の物件を例にすると、諸費用として210万円から240万円を自己資金として用意する必要がある、ということになります。

もっと賢く予算を立てるためのポイント
•家計を見直す: もし、現在の家計を見直して、毎月の住居費として充てられる金額を増やせるようであれば、その分借り入れできる金額も増える可能性があります。
•中長期的な視点: マイホームは長く住む場所です。無理のない返済計画を立てるためにも、中長期的に考えて、毎月の支出の上限をどのくらいにするかをしっかり検討することが重要です。
•変動金利のリスク: 変動金利でローンを借りる場合は、将来金利が上昇すると月々の返済額が増える可能性があります。金利上昇リスクも考慮し、少し高めの金利でシミュレーションしておくと安心です。

まとめ
 賃貸からマンション購入へのステップでは、「家賃と同じならお得」という単純な比較ではなく、購入後の維持費用(固定資産税、管理費、修繕積立金など)を、現在の家賃の範囲で賄えるかを計算することが、予算立ての基本です。さらに、物件価格の7%〜8%程度の諸費用を、自己資金で用意しておいた方が良いということも忘れずに。
 これらのポイントを押さえて、あなたにとって無理のない最適なマイホーム予算を立ててくださいね。
この記事は、日本経済新聞に掲載された「20代からのマイホーム考」の記事を参考にしています。このコラムでは、不動産コンサルタントの田中歩氏がマイホーム選びの様々なポイントを解説されています。住宅資金は人生の三大資金の一つとも言われる大切な資金です。しっかり計画を立てて、素敵なマイホームを見つけましょう!

2025.05.18

場の空気を読むのがいいのか?

 平成5年に、シャープからザウルスという、形態電子端末が発売されました。確か初期のザウルスでした。当時は、システム手帳が流行っていたころでしたが、新しもの好きで、特に機械ものには目がない質です。発売されてすぐに購入しました。ところが、いざスケジュール管理に使ってみたのですが、どうも使い勝手が悪く、すぐに使わなくなった記憶がございます。

 現代でいうところのiPhoneの電話機能が無いという感じで、画期的な商品でしたが、いつの間にか姿を消しました。もし、発想を広げていれば、ザウルスフォンなるものが、世に出回っていたのではないでしょうか。とても残念です。巷では「目のつけどころがシャープ」という宣伝文句も流行し、シャープという会社は、ワクワクする商品を開発してくれるというイメージを持っていました。

 しかし、現実はアメリカ企業のアップル社が群を抜いて、世界市場を席巻しています。この原因は、日本人独特の、「空気読めないヤツ」は、排除という文化が、原因ではないのかという考えがございます。周囲に同調できないビジネスマンは問題視され、奔流から外されがちです。民族性や宗教的な部分があるのでしょうが、一人一人が自分の頭で物事を考える教育制度に変えていく必要があるのではと思います。

 答えが合っていれば、点数が得られるという記憶型の学習ではなく、その自分が出した答えに辿り着いた過程に、評価をおくという事が求められる時代ではないでしょうか。社会に出ますと、正解のない問題に取り組むことばかりです。そして様々な出来事に、判断を下さなければいけません。その判断をするに至り、周囲の空気を読んで判断しているようでは、独自性は望めません。
 以前に空気を読めない人を、KYという隠語で揶揄する時期もございましたが、令和時代におきましては、KYは称賛される存在になるのではないかと感じました。

 弊社は、お客様の満足度を追及する不動産業界のKYを目指して、新たな取り組みを始めてまいります。どうか皆様、引き続きアキバホームをお引き立てくださいますことをお願い申し上げます。

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