アキバのつぶやき
2026.03.02
京アニ
偶々お昼に、お客様宅で会話しているときに、
京アニの話題になりました。
それは、2019年のあの日から、時間は確実に流れているはずなのに、
心のどこかは止まったままだという人も少なくないでしょう。
その中心にいたのが、京都アニメーションを率いてきた八田英明氏でした。
京アニという会社は、規模で勝つ会社ではありませんでした。
作品数を量産するわけでもない。むしろ逆です。
一本一本を、手間暇をかけて磨き上げる。
まるで工芸品のように、アニメーションを作る。
そこに徹するという戦略でした。
作品数を量産するわけでもない。むしろ逆です。
一本一本を、手間暇をかけて磨き上げる。
まるで工芸品のように、アニメーションを作る。
そこに徹するという戦略でした。
2019年の放火事件は、会社から多くの才能と未来を奪いました。
しかしその後の京アニは、被害者であることに寄りかからなかった。
静かに、しかし確実に制作を再開し、作品を世に送り出した。
その姿勢こそが、企業としての本質を物語っています。
企業の価値は、ヒット作の数ではありません。
逆境に置かれたときに、何を守るかです。
京アニは「作り手を守る」ことを選びました。
下請け構造に依存せず、正社員中心で育てる。
効率よりも蓄積を重んじる、この非効率に見える選択が、
他社には真似できない独自性を生んだのです。
逆境に置かれたときに、何を守るかです。
京アニは「作り手を守る」ことを選びました。
下請け構造に依存せず、正社員中心で育てる。
効率よりも蓄積を重んじる、この非効率に見える選択が、
他社には真似できない独自性を生んだのです。
八田社長の死去は、一つの時代の終わりかもしれません。
しかし、京アニという会社が体現してきた思想は、
作品の中に、組織の中に、確かに残っています。
戦略とは、ポジショニングではなく「やらないこと」を決めることだと言われます。
京アニは、安易な拡大をやらなかった。
スピード優先をやらなかった。その代わりに、信頼を積み重ねた。
企業とは人格です。リーダーがいなくなっても、
その人格が残るかどうか。それが本当の経営の評価でしょう。
その人格が残るかどうか。それが本当の経営の評価でしょう。
静かな強さとは何か。
京アニの歩みは、その問いへの一つの答えを示しているように思います。
今日も、「アキバのつぶやき」に来てくださって、ありがとうございます。
今日も、「アキバのつぶやき」に来てくださって、ありがとうございます。