アキバのつぶやき
2025.06.29
トカラの法則ってホント?
トカラ列島が今、南海トラフ大地震を誘発すると喧伝されています。
漢字では、「吐火羅」と書きます。火を吐くという漢字が使われているので、古来から噴火を繰り返してきた列島なのでしょう。
鹿児島県では、古代から地質活動が活発に続いています。続日本紀には、8世紀に大隅国で火山活動によって新島が生まれたと想定される記録があり、神が造ったと信じられ神社が建てられたと伝えられています。
その後、海中に没した島から移されたのが霧島市の大穴持神社とされています。現在も桜島が噴火を続けており、鹿児島の語源も火山や火の神を指す「カグ」という説があるほどです。
トカラ列島で発生する群発地震や、霧島連山・新燃岳の7年ぶりの噴火も、古代からの活発な地質活動の一部と考えるのが自然な見方です。
近年、SNSでは、トカラ列島での群発地震後に別の場所で巨大地震が起こるという「トカラの法則」が取り沙汰されています。
実際に、「7月に日本で大地震が起きる」というウワサが広まり、香港の航空会社が鹿児島便の全便運休を秋まで延長する事態にまで発展しました。
実際に、「7月に日本で大地震が起きる」というウワサが広まり、香港の航空会社が鹿児島便の全便運休を秋まで延長する事態にまで発展しました。
しかし、専門家はこの「トカラの法則」について「科学的根拠がない」と否定しています。
このウワサは、元々は日本のマンガから発生し、それを風水師が後押ししたことで、ほとんど地震の体験がない香港人が心配して旅行を自粛しているようです。日本列島は、地震や火山噴火などの体験や記憶が長く引き継がれてきた土地です。このような根拠のないウワサに一喜一憂するのではなく、心配であれば防災対策や避難路を再点検して備えに努めることが、いざという時に役立つと記事は強調しています。
これは昔から言われている、災害から得られた重要な教訓です。油断することなく周到な準備が大切ですね。
このウワサは、元々は日本のマンガから発生し、それを風水師が後押ししたことで、ほとんど地震の体験がない香港人が心配して旅行を自粛しているようです。日本列島は、地震や火山噴火などの体験や記憶が長く引き継がれてきた土地です。このような根拠のないウワサに一喜一憂するのではなく、心配であれば防災対策や避難路を再点検して備えに努めることが、いざという時に役立つと記事は強調しています。
これは昔から言われている、災害から得られた重要な教訓です。油断することなく周到な準備が大切ですね。