アキバのつぶやき

2025.06.13

言葉がもたらす代償

 感情に流され、衝動的に言葉を発してしまうと、しばしば大きな後悔と取り返しのつかない結果を招きます。日々、痛感しておりますが、なかなか凡人の私では、是正することができません。

 世間では成功者といわれているイーロン・マスク氏と、世界の強国アメリカの大統領トランプ氏の一連のやり取りは、その典型的な事例と言えるのではないでしょうか。

 マスク氏はかつて、トランプ氏に関する「行き過ぎた内容だった」と自ら認める投稿を後悔し、さらには真偽不明な情報を削除するに至りました。
これは、確認を怠った軽率な発言がいかに無益であるかを痛感させる出来事です。

 トランプ氏がマスク氏を「クレイジー」と呼んだことに対し、マスク氏もX(旧ツイッター)で「私がいなければトランプは選挙で負けていた。恩知らずだ」と感情的に反撃し、新党立ち上げの可能性まで示唆しました。
 しかし、この感情的な応酬は、関係修復どころか、かえって溝を深める結果となりました。マスク氏が関係修復の意向を示唆した可能性があるにもかかわらず、トランプ氏はNBCニュースのインタビューで、マスク氏との関係を修復する考えは「ない」と明確に答えています。

 この事例は、感情的な言葉が関係をいかに深く傷つけ、一度失われた信頼を取り戻すことが、いかに困難であるかを浮き彫りにしています。発言する前に一度立ち止まり、その言葉がもたらす影響を深く考えること。

 この「愚かな行為」を避けるための慎重さこそが、私たちに求められているのではないでしょうか。言葉の力を認識し、責任を持って発言することの重要性を、改めて心に刻むべき時です。

 人は己の過ちをすぐに忘れます。後悔後に立たず!日々新たに、心新たに、精進するしかないのでしょうね。

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