アキバのつぶやき
2025.06.12
ちょっとしたことで!
梅雨に入り、外回りのお仕事をされている方にはねぎらいの声をかけてあげたい気持ちで一杯です。そして、気温の上昇に伴い水分補給は欠かせません。熱中症対策を怠らずに、日々の業務に取り組んでいきましょう。
さて、最近、コンビニやスーパーで1リットルサイズのペットボトル飲料をよく見かけるようになったと思いませんか?実は今、このサイズの人気が急上昇しているんです!産経新聞のニュースによりますと、水や緑茶などの1リットル入りペットボトル飲料が人気を呼んでおり、特に伊藤園の「お~いお茶」シリーズなどは、ここ5年間で出荷量が年平均3割増と大きく伸びています。また、サントリー食品インターナショナルの「サントリー天然水」も、昨年5月から今年の4月までの売り上げが前年同期比6割増と絶好調とのことです。
この原因はどこにあるでしょう?実は容器の形を変えただけで、この人気につながったというのです。本当かなぁ?と一瞬頭をよぎりました。
以前は、高さ21センチ程度のだるまのような円筒形や、横幅が広い箱型のずんぐりむっくりした容器が多く、現在人気を呼んでいるのは、縦横約7センチ、高さ約26センチの縦長のスリムな容器です。
ニュース記事では、このスリムな容器が「意外な人気の理由」になっていると述べられています。スリムになったことで、バッグに入れやすくなったり、持ち運びやすさが向上したことが、消費者に受け入れられた要因と考えられます。
このスリムな1リットルペットボトルの草分けとされるのは、2018年6月にコンビニ大手のファミリーマートが伊藤園と共同開発して発売した、プライベートブランドの緑茶などの商品です。夏の熱中症対策などで、朝の通勤・通学途中に比較的大容量のペットボトルを購入する消費者が多かったことから、「ニーズに応えて」900ミリリットルから1リットルに増量した際に、スリム型が採用されたとのことです。
このように、容器の形状を変えるというシンプルな工夫が、消費者の利便性を高め、大きなヒットにつながったという興味深い事例ですね。皆さんも、通勤・通学やちょっとしたお出かけに、スリムな1リットルペットボトルを選んでみてはいかがでしょうか。
ヒット商品を生み出すというものは、それ、「みんなの不満かな?」という発想が何をおいても大事ですね。そして、次に来るのが、「それ、うれしい?」ではないでしょうか。うれしくなければ、人は続けて購入しようとは思いませんよね。最後は、「それ、ほかの人に話したい?」。
バズるということでしょうか。そうして口コミが広がり、爆発的な売り上げを上げることになるのでしょう。
ほんの少しの改善と、後知恵では言えますが、なかなかもってそこに目をつけることは至難の業であると思います。自分の仕事においても、もっともっと改善できることがないか、しっかりと見つめ直しいくことが大事ですね。
「今までいいやぁ!」では、業績アップの持続的向上は望めないです。現状で見えていない改良点を、どこまでも探し続けるという、意志する習慣を我がものにしていきたいです。