アキバのつぶやき
2025年05月
2025.05.31
ルビ
日ごろ本や新聞を読んでいますと、難しい漢字に出くわし、何と読むのか悩ましいことが多々あります。そこに読み仮名がふられていると、とても有難いものです。残念ですが、書籍でそのような親切なルビがふられているのは少ない。
それを何とか解消したいと、尊敬する経営者のひとり松本大氏が立ち上げられた、こちらの一般財団法人がございます。小さいころにルビのふられた本に接することができたので、知識への好奇心がました経験を、子どもたちに提供したいという理念で設立されたとのことです。
さて、2025年5月26日から、皆さんの名前の読み方、戸籍に記載される新制度が始まったのをご存じでしょうか?いよいよ日本の戸籍制度に大きな変化が訪れます。この日、改正戸籍法が施行され、戸籍の氏名にカタカナで読み仮名が記されることになります。
そこで、戸籍に記載できる読み仮名は、どのようなルールで決められるのでしょうか? 改正法では、読み仮名を「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているもの」と規定しています。
5月26日以降、戸籍がある国民に氏名の読み仮名通知が、圧着はがきで世帯単位に郵送される予定とのことです。世帯で5人以上の場合は複数枚にわたることもあるそうです。
2025.05.30
TACO理論とは
タコ理論?なんだぁ?
最近、ドナルド・トランプ米大統領が、ある言葉について記者から質問された際にいら立ちを隠さなかったというニュースがありました。その言葉こそが、「TACO」です。
トランプ氏のこのような行動の根底には、1980年代にニューヨークで不動産デベロッパーとして成功した際に磨かれた、市場取引の浮き沈みに対する鋭敏さがあると言われています。特に第1次政権時には、ウォール街での鋭い反応が、トランプ氏の考えを変える唯一の方法となることもあったようです。
トランプ氏本人が質問に対して激怒したというほど、この「TACO理論」は金融市場関係者の間で無視できない影響力を持つ言葉となっているようです。市場との関係性を示す興味深い事例と言えるでしょう。
2025.05.29
卑劣なやり方
兵庫県で、元総務部長による県元幹部の私的な情報漏洩問題が大きな波紋を広げています。
この問題の発端は何だったのでしょうか?
事の発端は、斎藤兵庫県知事に対する匿名告発でした。告発を知った斎藤知事は、当時の片山副知事や井ノ本元総務部長らに対し、告発者探しを指示したとされています。その過程で、告発者とみられる人物の県公用パソコンが調べられ、そこから極めて個人的な内容を含む文書が取り出されました。この個人的な文書を複数の県議に見せて回ったのが井ノ本元総務部長です。
その目的は、文書を見せた県議に対し「このような人間が告発文書をつくった」と述べ、告発者の信用性をおとしめ、告発内容の信頼性を損なわせることだったとみられています。誠にもって卑劣と言いますか、自己擁護の醜態ではないかと思います。
税金を使い、様々な人の時間と労力を使って、事実を明らかにしてきていますが、真実はどこにあるのでしょうか?
2025.05.27
平均について
国税庁の調査によると、2023年の日本の平均給与は460万円だったそうです。1年を通じて働いた給与所得者約5076万人の平均値とのこと。前年からはわずかに増えているそうですが、25年前の1998年は465万円で、長い目で見るとほとんど増えていないのが実情のようです。
調査に応じた方々からは、「手取りが一向に増えない」「10年ほど手取りは変わっていない」といった声や、「一生懸命働いても少ないボーナス」といった声が聞かれます。さらに、最近の物価上昇で、給料が増えないままでは日々の暮らしがより苦しくなっているという切実な声もあります。特に子育て世代からは、修学旅行費や制服代の値上げなど、教育費負担の増加への懸念が寄せられています。
新入社員の初任給が上昇と、マスコミ等で喧伝されていますが、子どもを持つ家庭では実質賃金は低下傾向というのが、実態ではないでしょうか。
平均という言葉を、日本人は信奉する傾向にあるように思います。何事も平均という数字の上辺だけで解釈するのではなく、本質を見るひとつ深い思考を身に着けたいものです。
2025.05.26
備蓄米
昨日今日と、肌寒さを感じますね。今週も、体調管理に気を付けていきましょう。本日は、私たちの食卓に欠かせないお米に関するつぶやきをしたいと思います。
農水大臣の更迭後、政府の備蓄米の販売方法が変わり、大きな注目を集めています。
小泉進次郎農水大臣は、この随意契約について、その目的を「今までの流通の円滑化という目的から、備蓄米を安価で安定的に供給するという新しい目的を設定した」と説明しています。
これまでの目的から、消費者の手元に安く安定的に届けることへと重点が移ったことがわかります。
小泉大臣は、以前から「もう減反(政策)をやめるんだ」と発言するなど、コメ政策について踏み込んだ姿勢を見せています。また、備蓄米の放出に関しても、「需要があれば60万トン全て放出」、店頭価格は「2000円」 といった発言も報じられています。これらの過去の発言も、今回の随意契約への変更と併せて考えると、今後のコメの需給や価格に影響を与える可能性があります。
私は、経済の仕組みから、そもそも高ければ買わなければいいのでは、と考えています。どうも日本人というのは、空気に流されやすいのではないでしょうか。それにしましても、日本の主食である米が高いということは、けしからんという理由は、どこにあるのでしょう。生産者の実状をかえりみず、世論に迎合する政策はいかがなものかと反面思いました。
2025.05.25
「ブサカワ」人気ぬいぐるみ「ラブブ」争奪戦!まさかの英国店頭販売停止に?
最近あるぬいぐるみの人気がすごいことになっているのをご存知ですか?
その名も「ラブブ」。
このラブブ、ポップマートにとっては、まさに「ドル箱」です。昨年の総売上130億4000万元のうち、ラブブ単体で30億元(日本円で約600億円以上)を稼ぎ出しています。特に海外での人気は凄まじく、昨年の海外売上高はなんと375.2%増の50億7000万元(約1007億円)に急伸しています。
TikTokでもラブブは大人気で、「Labubu」のハッシュタグが付いた投稿は140万件を超えています。開封動画はもちろん、なんと店外での乱闘映像まで投稿されているというから驚きです。さらに、通常の小売価格85ドル(約13,000円)のぬいぐるみが、「StockX」のような転売サイトでは数百ドル(数万円以上!)で取引されている状況です。
この異常なまでの熱狂ぶりには、「常軌を逸している」と指摘する声も上がっています。実際に、「ラブブのために命を危険にさらさないで」というコメントが添えられたTikTok動画は、10万回以上視聴されているそうです。ロンドンの店舗での激しい混乱の様子が捉えられているといいます。
人気が出るのは素晴らしいことですが、ファン同士のトラブルや危険な状況は避けたいものです。何事も執着すると、良い結果を生みませんね。
皆さんはこの「ラブブ旋風」、どう思われますか?
2025.05.24
さかきばら
今日は、 過去の日本の犯罪で一番世間を震撼させた、神戸連続児童殺人事件の被害者の一人である、土師淳さんの命日です。もう、28年になるのですね。本当に稀にみる残忍な犯行で、まさか中学生が犯人とは、だれも思わなかった。
その犯人は当時の少年法により、罪を問われず今は42歳となり社会に復帰しています。土師さんのお父様は命日に手記を発表されている。犯人からは一度も手紙が送られてきたことが無いとの事です。
もし私が犯人だったらと思うと、遺族の方々にどのような対応をしているだろうと考えますと、複雑な気持ちになります。亡くなった方は生き返らないのですが、事件を忘れることなく、少年犯罪の防止について何ができるか、考え続けていくしかないと思います。
被害者の皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
2025.05.23
岩めぐり
今週の火曜日に、京都のお伊勢さんと言われているこちらの神社と、岩窟巡りで地元では有名なこちらのパワースポットに友人と二人で行ってきました。日向大神社には、ハイキングを楽しみながら参拝に来られている人が多かった。気温も夏日でしたので、汗だくになりました。
人が一人通り抜けるぐらいの穴を持つ岩「天の岩戸」が有名です。そしてその角にある戸穏神社に参拝し、天の岩戸を通り抜けますと、罪や穢れが清められるといわれています。その日は往復してしまいました。(笑)
独りで行けるところではございましたが、友人と二人で行ったわけは、岩船神社の参拝があったからなのです。
さて、岩船神社は、大きな岩の塊の隙間を歩いてくぐり抜けて社務所に戻るルートです。山の湧き水が、岩にしたたり落ちているので、滑りやすくなっています。だから前日が雨の日は岩窟めぐりの参拝は中止となります。私たちが受付していると、二組のカップルが来らました。参拝前に、宮司さんから、岩窟めぐりの注意点の説明がありました。聞いていると心細くなり、怪我するのではという気持ちが一瞬よぎりました。
気を引き締めて、私が先頭となり、いざ岩窟へ向かいますと、なめてかかると危険と言われていたのに、合点しました。暗く足元が分かりづらく、ルートの目印を見落としてしまいそうになります。油断すると本当に、体を擦りむいて血が出るのは必定です。だから、ひとりでは参拝できません。ところどころ、戸惑う場所がありましたが、なんとか、無事もどることが出来ました。
車に戻りますと、少年時代に危ないところを探検した時の思い出話となり、笑ってしまいました。はて、知らず知らずに身についていた穢れが、拭い去れただろうか。私が登山靴を買ったら山登りにまた行こうと約束し、家に帰りました。
2025.05.22
他山の石
農水大臣が更迭されました。どうしてあのような発言をしたのか、不思議でなりません。空気読めなさすぎるという次元ではございません。コメ問題で世間を騒がしている渦中に!当事者意識の欠如がそうさせるのでしょうか。
私も仕事柄、おしゃべりする機会が多い方ですので、初対面のお客様に接するときは緊張します。過去に初対面とは感じられないお客様と面談した時に、ウケ狙いの冗談を発したことがあります。お叱りを直接頂いたという事はございませんが、先方様が大きな心をお持ちだっただけ、実際は失礼な事を言っていたことがあるのではないかと思うと、ゾッとします。
関西人はユーモアがないと生きていけないとよく言われますが、それを信じてユーモアのセンスのない人間が、軽率に冗談を発するのは、愚の骨頂ではないかと思います。言葉は、言霊と古来から言われています。過ぎたるは及ばざるが如し。覆水盆に返らずです。十分に気をつけよっと。
2025.05.19
家賃と同じならお得は本当か?賃貸からマンション購入への道
私の姪っ子が、実家を離れ一人暮らしをはじめて、一年になります。職場への通勤時間を考えて、大阪市内の賃貸マンションに住んでいます。まだ独身ですが、マンション購入に憧れているかもしれません。
さて、賃貸暮らしから一歩踏み出して「買おうかな?」と考え始めるきっかけの一つに、「月々〇万円のローン返済で購入できます。家賃と比べてみてください」といった広告を見かけたことがあるかもしれません。
「今の家賃と同じくらいなら、購入した方がお得なんじゃない?」そう思いますよね。でも、ちょっと待ってください。実は、単純に家賃と月々のローン返済額だけを比較するだけでは見落としてしまう、購入ならではの費用負担があるんです。
賃貸とマンション購入、何が違うの?
あなたの「買えるマンション価格」を計算してみよう!
では、具体的にどうやって予算を立てれば良いのでしょうか?
例えば、返済期間35年、元利均等返済、固定金利2%という条件なら、約3000万円の借り入れが可能となります。
物件価格以外にかかる「諸費用」も忘れずに!
予算を考える上で、もう一つ非常に重要なのが「諸費用」です。マンションを購入する際には、物件の売買代金以外にも様々な費用が発生します。
先ほどの3000万円の物件を例にすると、諸費用として210万円から240万円を自己資金として用意する必要がある、ということになります。
もっと賢く予算を立てるためのポイント
まとめ
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