アキバのつぶやき
2025.05.26
備蓄米
昨日今日と、肌寒さを感じますね。今週も、体調管理に気を付けていきましょう。本日は、私たちの食卓に欠かせないお米に関するつぶやきをしたいと思います。
農水大臣の更迭後、政府の備蓄米の販売方法が変わり、大きな注目を集めています。
農林水産省は、本日(記事配信日)から、備蓄米あわせて30万トンについて、大手小売り業者を対象に、国が決めた価格での販売契約を開始しました。これまで競争入札で行われていたこの契約が、「随意契約」のもとで行われることになったのです。
小泉進次郎農水大臣は、この随意契約について、その目的を「今までの流通の円滑化という目的から、備蓄米を安価で安定的に供給するという新しい目的を設定した」と説明しています。
これまでの目的から、消費者の手元に安く安定的に届けることへと重点が移ったことがわかります。
さらに、小泉大臣は、この随意契約で契約した事業者の社名を公表する考えを明らかにしました。「透明性を確保し、世の中にもどのような事業者が参加し契約に至ったのか、ちゃんと説明していく」と述べており、今回の随意契約の透明性を高める姿勢を示しています。随意契約である以上は、社名公表は必定となるでしょう。
数量についても、「まずは30万トン」としながらも、「足りなければ無制限に放出する」と改めて話し、「30万トン」という数量にこだわらない考えを強調しました。これは、必要に応じて柔軟に対応していくという強いメッセージと言えるでしょう。
小泉大臣は、以前から「もう減反(政策)をやめるんだ」と発言するなど、コメ政策について踏み込んだ姿勢を見せています。また、備蓄米の放出に関しても、「需要があれば60万トン全て放出」、店頭価格は「2000円」 といった発言も報じられています。これらの過去の発言も、今回の随意契約への変更と併せて考えると、今後のコメの需給や価格に影響を与える可能性があります。
今回の備蓄米の随意契約への変更と、その透明性を確保するための社名公表は、私たちの食卓にコメが安価で安定的に供給されることを目指した新しい取り組みです。
私は、経済の仕組みから、そもそも高ければ買わなければいいのでは、と考えています。どうも日本人というのは、空気に流されやすいのではないでしょうか。それにしましても、日本の主食である米が高いということは、けしからんという理由は、どこにあるのでしょう。生産者の実状をかえりみず、世論に迎合する政策はいかがなものかと反面思いました。
私は、経済の仕組みから、そもそも高ければ買わなければいいのでは、と考えています。どうも日本人というのは、空気に流されやすいのではないでしょうか。それにしましても、日本の主食である米が高いということは、けしからんという理由は、どこにあるのでしょう。生産者の実状をかえりみず、世論に迎合する政策はいかがなものかと反面思いました。