アキバのつぶやき

2025.05.17

いよいよ、住所等変更登記の義務化がスタート

 令和7年より、宇治市と城陽市をメインとして、営業活動を行っています。弊社は枚方市にお店を構えておりま。ですので、名刺をお渡ししますと、お客様より、「あらまぁ~、どうしてこんな遠くに」と、ねぎらいの言葉なのか、訝しい意味の言葉なのでしょうか、よくそのように聞かれます。私が、担当エリアが城陽市・宇治市ですと答えますと、ご納得いただきます。そもそも、会社から車で20分ちょっとで、移動できます。私も当初は遠いなぁという感覚を持っておりましたが、習慣とは恐ろしいもので、枚方市の端に移動するよりも早く感じます。

 先日、宇治市のある場所で、どなたも住んでいらっしゃらないように映るお家が、訪問先のお客様の家の前にございました。登記簿謄本を取得しますと、所有者様の登記住所が伏見区と記載されていました。それで、本日早速訪問したのですが、同も見当たりません。それで、通りすがりのおばさまに所在を聞きましたら、だいぶ前にその建物は取り壊されていることがわかりました。

 こうなりますと、所有者様が今どちらにお住まいかを調べるすべは、いち不動産営業マンではございません。もちろん固定資産税の徴収が各市町村にはありますので、所在地は把握されていることでしょうが、これに関しては個人情報保護法に抵触することになりますので、窓口で教えてもらうことはできません。個人情報保護法施行前は、固定資産台帳を閲覧できましたので、空き家の所有者様の住所が確実に判明できました。ですので、窓口にはまさしくその道らしい方が、金ぴかの腕時計をちらつかせながら、メモを取っていました。

 空き家がなかなか減らない原因の一つとして、問題視されてきた背景でしょうが、やっとのこと、法務省も住所や所有者の変更が発生した場合は、登記手続きを義務化することになったのだと推測されます。来年の令和8年4月1日からスタートします。
 詳しくはこちらの特設サイトを参照してください。

 

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