アキバのつぶやき
2025.03.29
倦怠感
10年ぐらい前からお付き合いしてくださっている、同年代の不動産業者の社長様を約2年ぶりに訪ねました。ぱっと見た感じでは、歳の衰えは感じませんでしたが、コロナを罹患してからというもの、何をするのも億劫になって、引きこもり状態が続いていたとの事。現在は、完全に復調したわけではないそうですが、徐々に仕事に取り組めるようになってきたようです。
巷でコロナの後遺症として、倦怠感が酷く、うつ状態になったという声も聴きますので、社長さんもその一人ではないかとおっしゃっていました。私は、コロナに罹患したことがないので、全くわからないのですが、ウィルスが神経系に潜伏するのでしょうか。コロナ罹患前と変わらず今でもよく食べるとの事ですので、肉体的なものではないと思います。病は気からといいますが、気持ちの変換力を身につけないと完治しないのかもしれませんね。
では、どうすればその力を収受できるのだろうか?すぐに思い立つのは、世界のリーダーは、瞑想を取り入れていると、本などで読んだことがあり、ヨガが心の病の処方に効果があるのではと思います。今度会ったときは、ヨガ教室に通ってみたらどうだろうと、提案してみよう。早く元のバイタリティーあるお姿に戻ってほしいです。
2025.03.28
三月
過去を振り返りますと、どうも3月は好きになれない。小学生の低学年では、今でいう花粉症で泣いていた。現代のように花粉症が流行っていたない時期だったので、友人たちからいつもからかわれていました。そして中学生においては、なんといっても受験です。家が貧乏で私学の併願は許されなかったので、公立高校一本を強いられ、不合格ですと最悪は浪人することになります。
私の受験した高校では当時、4倍から5倍の競争率でした。ですので、毎晩遅くまで必死で勉強したのを覚えております。人生で一番勉強した時期です。ところが驚いたことに、弊社の近辺で人気の進学校であります、寝屋川高校や枚方高校で定員割れが起こったとの事です。それだけ生徒が少ないという事なのでしょうか。
そして、社会人になりますと決算時期ですので、営業職に従事しておりましたので、上司から売り上げの押込みを強要されたりと、今でいうパワハラは当然のごとく毎日繰り返されます。ほぼ平日は終電での帰宅で、終電に乗れない営業車で帰宅していました。人生で一番働いていたのが、30代ですね。それはそれで今となっては良い経験だったといえるのですが、あまり喜ばしくない労働環境だったのは間違いない。
そんなこんなで、私は3月に良い印象や記憶がございませんが、残りあと数日で3月は終わります。残りの稼働日は、楽しみながら精一杯やらねばならないことを、淡々とこなしていきたいものです。
2025.03.27
更地渡しがいいのだろうか?
ご相続された不動産をどうしたものか?と、ご相談いただく件数が増えてきました。相続登記が義務付けられ、相続に対する考え方が変化してきたのでしょうか。以前は、相続後3年は現状のままという感が強くございましたが、最近ではそのような風習は薄くなってきたように感じます。固定資産税の支払いや、周辺への悪影響を考えると、早期に売却して気分的にも資産的にも楽になりたいと思われる方が増えてきたと思います。また、一方で思い出がつまった実家だからという事で、今後も維持管理しながら所有していくという方もいらっしゃいます。経済的に裕福なご相続人様は、後者を選択される傾向が強いと感じます。
そこで、相続した不動産に限らず、居住中の自宅を、家庭の事情で売却をすることになった場合はどのような状態で引渡しするのが、所有者にとっても、購入者にとっても良い結果をもたらすかと色々と検討して参り、一つの光明を見出すことが出来ました。それは、所有者が現状の建物を解体し、更地にしてお引渡しするという形態を選択するという事です。もちろん、築浅の物件ではナンセンスですが、築25年以上の建物であれば、更地にして売却するほうが、購入者にとりましてもメリットがございます。それは、資金計画が立てやすいという事です。現状のままですと、更地にするための別途解体費用がどれだけかかるのか、購入者の方で算段しなければならないので、面倒な部分が残ってきます。逆に更地渡しですと、それを考えることなく新築の計画に集中できるので気分的にも楽になります。
そういったことから、私は建物の状況にもよりますが、更地にして売却する方法を提案することにしております。ただ一つ注意が必要なことは、抵当権がついた建物を解体するケースです。事前に抵当権者の承諾を取得しておかないと、大きな問題となります。
つくづく不動産取引とは、スリリングで奥深い仕事で、自己の能力向上にどこまでも拍車をかけなくてはいけない、やりがいのある仕事だなぁと心新たに戒めを与えてくれます。
2025.03.25
朝寝坊する
私は、寝つきはいいほうだと思います。学生の頃は、枕が変わると寝れない質でしたが、中年を超えたころから寝床に入ればすぐに寝入るようになりました。特に何かを習得したわけではございません。
さて、このところ陽気がよくなり、昼間の活動も活発となってきたのでしょうか、このところ晩酌をすると、すぐに眠気が襲ってくるようになりました。12時前には床にはいる習慣なのですが、最近は10時過ぎには横になりたくなり、そのまま睡眠状態になります。冬場は6時過ぎに起床しておりましたが、最近はスマートフォンを見ますと、7時過ぎだったりします。
「春眠暁を覚えず」のことわざのとおり、春の眠りはまことに心地がいいので、夜が明けたことも気づかず、つい寝過ごしてしまうという時期なのでしょうか。初老の域に入りましたが、睡眠欲だけはまだ衰えておらず、日中のお仕事に精一杯の力で働いていこう。
2025.03.24
行列のできる店
私は、グルメではございません。食べ物の好き嫌いは、少ないほうです。いや、味に音痴な質といったほうが的を得ています。最近は、テレビやyouTubeなどで大食いのお店の特集が番組が多く編成されています。また、人気の町中華を取り上げたりしています。決まってそういうお店は遠方からお越しになれるお客様もいらっしゃり、必ずと言っていいほど、行列ができています。本日も城陽市の、つけ麵のお店の前で、車の渋滞が発生していました。駐車場に入ろうとしている車が、後続の車の進路を妨害していることが原因でした。もちろん店の前にも、お客さんがたくさん立ち並んでいました。
私は、行列に並んでまでも食べたいとは思いませんが、好きな人にとっては苦にならないのでしょう。ましてや、超人気店は開店前の何時間も前から行列ができています。どうして、そこまで時間を使ってその場で待てるのだろうかとふと思って、考えたのですが、その原因の一つにスマートフォンの普及があるのではないかという仮説が浮かびました。
私が30代、40代のころといえば、もちろんスマートフォンなるものはなく、携帯電話が少し普及してきたという時代です。その時代には、今のような行列のできる飲食店は数えるほどしかなかったと感じます。どうも待っている時間が手持ち無沙汰で、行列を見ただけで違うお店にスイッチする傾向が強かったと思います。平日では、先輩と同行して、今日の昼ごはんは、「俺の知っている美味しい店に行こう」と計画して営業に出るのですが、いざ到着するとほんの少ない行列であっても、「あかん、違う店にしよう」とすぐ変更していました。仕事のスケジュールに追われていたともいえるのでしょうが、休みの日でも行列店を避けていたものです。
それが今日、ただただ長時間にわたり、じっと同じ場所で待機できるのは、待つ間にスマートフォンで色々と時間つぶしができるからではないでしょうか。ゲームをしたりメールをしたり、電話したりと、スマートフォン一台あれば一人でも退屈することなく待つことができます。そういう人が多くなってきたので、それに伴い長蛇の列が自然とできるのではないでしょうか?お店の味がおいしいというのはもちろんですが、それだけの理由ではないというのが私は思うのですが、皆様はどう思われますか?