アキバのつぶやき
2025.05.01
区切り
今日から、5月です。早いですね。
さて、4月29日の昭和の日、これまたビックリの出会いがございました。宅地内見学の立ち合いがあったのですが、来られた業者様と雑談していますと、なんと育った地元が奈良県中南部で近くとのこと。学生時代は、あそこのダイエーで遊んだ!バイクで高校に通っていた等、昔の話で盛り上がりました。
懐かしさが積もってきたので、それではという事で、昼から妻の実家と墓参りに行きました。奈良県南部は本当に町並みは変わらないです。昔の佇まいが残っているといえばいいのですが、悪く言えば変化発展に乏しい町とも言えます。
そういえば、令和7年は、昭和に元号が変わり節目の100年です。トランプ大統領も就任して100日目の演説を行っておりました。生後100日は「お食い初め」という伝統的な儀式がございます。住宅業界では100年住宅というキャッチフレーズもあり、「100」という数字は何かときりの良い数字です。
仕事では3ヶ月(約100日)をひとつのサイクルとして、事業計画や目標設定を行うのが慣行となっています。プライベートでも、節目を意識して日々を大切に生きていきたいと思います。
2025.04.29
上下水道と雨水管について
本日は、専任媒介契約にて担当させていただいております、城陽市平川大将軍の売り土地の現地立ち合いを致しました。それは、購入希望者様より、現地を実見して、どのような付加工事が必要なのかを確認したいというご要望を頂いたからです。
本物件につきましては、上下水道とも、前面道路を掘削する必要のない、現行に適合するインフラを既に整備しています。都市ガスで大阪ガス様より引込管もきっちりと整備されております。境界確認つきましては、隣接者とも何の疑義も問題も発生しておりません。
ですので、先方様が気にされていた、雨水桝の有無と、それがどう本管とつながっているのかということに、少しイレギュラーな感を抱きました。
既存の建物が建っている物件において、雨水に関するインフラに注視されたことは、数十年の不動産取引のなかで初めてでした。下水道の有無と、上水のメーターと引き込み管の口径は、最重要項目であり、行政調査と現地調査は慎重にしてまいりました。それは、整備を新たにする必要がある場合、多額の工事費用が発生するからです。
ただ、雨水につきましては、行政によりましては雨水配管図面がないところもあり、雨水桝のやり替えや新設に多額の費用を請求された経験がなかったので、調査項目として重要にとらまえておりませんでした。
ですので、分流と合流というのは必ず確認してきましたが、雨水の配管図面まではそこまで気を付けて確認しておりませんでした。
現地には当然、最終雨水桝は存在いたしましたが、それがどのように本管と接続しているのかが不明でした。ただ、水道局にはそこまでの配管図面は存在しないと思います。実際は現地を掘って確認するしか判明しないと思うのです。仮に配管図面があったとしてもその通りに埋設されているかどうかは担保できないのが現状です。
枚方市では雨水管の埋設図面は水道局で入手できますが、確か宇治市は雨水の配管図面は水道局では管理していなかったと記憶しております。いずれにしましても、城陽市はどうか言われてみれば、確かめていませんでしたので、不動産取引のプロとして戒めるべき事項です。
これは自身の至らなさと真摯に受けとめ、明日は定休日ですが、城陽市の水道局に確認し、安心してお取引して頂くように対応いたします。
2025.04.27
いつの時代も
小学低学年の頃、ペットを飼ったことがあります。といいますか、私が望んで飼っていたのではなく、両親のどちらかが飼いたかったのでしょう。ボクサーという犬を、狭い庭に犬小屋を置いて飼っていました。大きいのと私には従順でなかったので、怖くてしょうがなかった。それと、いつもよだれを垂れていて臭かったので、嫌でした。その後はチワワを家の中で飼ったのですが、帰宅すると玄関先まで走ってきて、キャンキャンと吠えては足の指を噛もうとされ、好きになれませんでした。
私が唯一好きだった生き物は、昆虫でした。近所の林や神社に行って捕まえた数匹のカブトムシやクワガタムシを、飼育ケースにいれて、枕元に置いていました。夜行性なので、夜中寝ていると土の中から餌を食べに出てきます。そして餌の取り合いで、喧嘩が始まります。どのカブトムシが一番強いのか、餌の取り合いをしている様子を見るのが好きでした。当時、与えていた餌はスイカや、砂糖水を脱脂綿に浸しもので、現代売られている専用のゼリーの餌は、売っていません。
教室や放課後に、どの餌が一番食べると友人に聞いては、バナナやキュウリも与えていました。最後はスイカが一番よく食べるということがわかり、スイカに落ち着いたと覚えています。でも、すぐに死んでしまったので、いい餌ではなかったのでしょう。かわいそうなことをしたと今となって思います。
奈良県の桜井市にある纏向古墳から、犬の骨が大量に出土され、卑弥呼のペットではないかと騒がれています。骨は、1歳半以上の若い雌と推定され、復元した体高は48センチ、体長58センチで、四国犬か紀州犬の大きさと同程度だったとのことです。今はペットブームなのかどうかは、私は分からないのですが、ご近所では犬を飼っている家庭が多く、平日の出勤時は奥様が、休日はご主人が散歩している姿をみます。
何が、人間に、動物や生物を飼うという行為に走らせるのか、私にその気分が無いだけに、なんだか興味がわいてきました。
2025.04.26
初給料日
お給料は、一般企業では毎月25日、国家公務員は16日から18日、地方公務員は21日に設定されていることが多いとのことです。私が社会人になった40年ほど前は、経理の方がタイムカードをもとに給料を計算して、給与明細は手書きでした。現在は経理システムで行われています。
また、仕入先からの請求書が月末から月初にかけて送られてきてそれに対応したり、入出金作業を行ったりすることが多く、給料計算に着手できるのが10日過ぎになってしまった経緯ございます。
そこで、経理処理が落ち着く毎月10日以降で、きりが良い15日を締め日とし給料計算を行い、25日に給料を振り込むというサイクルが定着したといわれています。
2025.04.25
未来の不動産仲介業は?
20年ほど前のインターネット黎明期には、中間業者の中抜きをなくしていくビジネスモデルがよく取り沙汰されていました。マッチングサイトがその骨頂でした。中間業者の関与なくして流通できなかった商品やサービスを、マッチングサイトを通じてエンドユーザー同志がつながることが出来るようになりました。 ところが、スマートフォンの普及とともに、SNS等のサービスの充実が起こり、個人の情報発信能力がすこぶる高まることができ、非常に手軽につながることが出来るようになりました。
これは、個人間だけの現象に留まらず、やがて企業間においてもこの波は押し寄せてくると考えられます。せは、我が不動産業界はどうなのでしょうか?不動産売買取引は、人生で2度あるか3度あるかの売買行為です。となりすと、一般人の知識や経験というものは乏しく、法令等の専門性の高い知識が必要となりますので、個人同士の直接取引というのは現実としては難しいでしょう。まして、高額のお金が動きますので、金融機関の与信やマネロンの問題もございますので、リスクが大きすぎます。
そこで、その中間業者となる仲介会社を選定する方法は変わるような気がします。なぜそう考えたかと申しますと、昔は家を建築する場合は自もの工務店さんや住宅展示場に出向き、メーカーを決定していましたが、今は直接ハウスメーカーに出向くのではなく、リクルート様が運営するスーモカウンターを利用して、自分たちの理想の家を建築してもらえそうなメーカーを紹介してもらうという形態が多くなっているからです。
これは、直接メーカーさんの話を聞いても、どこもいい事ばかりおっしゃられるので、ほんとに自分たちに最適なメーカーがどこなのか分からなくなるからでしょう。スーモカウンターを利用することで、中立的で客観的に比較検討して、2、3社のメーカーを紹介してくれるので、安心できるのです。これは、住宅建築だけではなく、土地探しにも相通ずるのではないかとふと感じたのです。
スーモカウンターが不動産仲介業者になるのではなく、あくまでも相談に来店されたお客様のご要望に沿った仲介業者を紹介するのです。スーモというブランドに裏打ちされているので、安心して紹介を受けると考えられます。一括査定サイトを使って、個人のお客様が不動産業者と直接面談しても、どこまで信頼関係が構築できるか定かではございません。相場を大きく逸脱した査定価格を出して、その気にさせて媒介契約をとることを目的とされれば、査定価格は幻となります。
これらのことから、不動産仲介業者の選択方法は変わると考えます。その前に、弊社としてどういう心構えで事業展開していくか将来を見据えて、日々の仕事を見直していきたいものです。
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