アキバのつぶやき

2026.02.20

もう女性初を卒業しませんか?

 高市首相とはと聞かれて、あなたは何と答えますか?
そんな質問が来たとき、私たちは「女性初」と書くのでしょうか。

 歴史を振り返れば、「女性初」は
何度も社会を揺らしてきました。

 英国ではマーガレット・サッチャー氏が登場し、
日本では土井たか子氏が衆議院議長に就き、
東京都では小池百合子氏が知事となりました。
 
 いずれも「初」という冠が躍りました。
しかし私たちが本当に記憶しているのは、
その人が何を壊し、何を築いたかです。
 
 サッチャー氏は市場原理を徹底し、
支持と反発を同時に生みました。

 土井氏は「山が動いた」と言わせ、
政治の景色を変えました。

 小池氏もまた、劇場型の戦略で
都政の主導権を握りました。
評価は賛否に割れます。
ですが議論の中心は、性別ではなく
戦略だったはずです。
 
 「女性初」という言葉は分かりやすい。
けれど分かりやすさは、しばしば思考停止と引き換えです。
初であることは通過点にすぎません。
 
 政治は結果責任の世界です。誰がやるか以上に、
どうやるかが問われます。
 
 もし高市首相が、長期政権を保持するなら、
問うべきは安全保障をどう描くのか、

 財政と成長をどう両立させるのか、
その構想の一貫性だと思うのです。
 
 象徴に酔うのは簡単です。しかし成熟した社会とは、
肩書きよりも中身を問う社会です。
 
 「女性初」という祝辞は一度でいい。その後は静かに外しましょう。
残すべきは、戦略と成果。歴史を動かすのは、
属性ではなく構想なのではないでしょうか。

 今日も、「アキバのつぶやき」にお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

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