アキバのつぶやき
2026.02.15
砂漠と森林
「砂漠の思想」と「森林の思想」という対比を経営に置き換えると、
実に示唆的です。砂漠には水がありません。選択肢も乏しい。
だからこそ、「これしかない」という一本の戦略が求められます。
ビジョンは単線。
KPIは明確。
勝ち筋は一つ。
トップが方向を定め、組織は一直線に進む。
環境が安定しているときには、
この砂漠型経営は圧倒的な推進力を持ちます。
迷いがないから速いのです。
しかし前提が崩れた瞬間、全部が瓦解する危うさも抱えます。
しかし前提が崩れた瞬間、全部が瓦解する危うさも抱えます。
一本足打法の宿命です。
一方、森林はどうか。多様な木々が共存し、光を奪い合いながらも
森を形づくる。森林型の経営は、一つの正解を探しません。
違いを重ね、組み合わせ、時間をかけて独自性を育てます。
即効性はありません。けれど、しぶとい。
環境が揺らぐほど、根の深さが効いてきます。
環境が揺らぐほど、根の深さが効いてきます。
戦略とは、結局のところどんな世界観で戦うかの宣言です。
一本に絞るのか。多様性を束ねるのか。不確実性が高まる今、
私たちは砂漠を歩くのか、それとも森を育てるのか。
経営とは、思想の選択です。
今日も、「アキバのつぶやき」に来てくださって、ありがとうございます。