アキバのつぶやき
2025.08.24
隠された心理とは
お恥ずかしい話ですが、率先してやろうともせず、「すいません、できませんでした!」と言うことが、過去にありました。さすがに、還暦越えの歳になって、そのような機会は少なくなりました。どうでしょう、皆様も大なり小なり、ご経験がおありではないでしょうか。
例えば、資料作成の締切に間に合わない。営業の数字が伸びない。契約がまとまらない。顧客対応でトラブルが続く!理由はいくらでも並べられます。そこで、以前から興味があり、勉強してきたアドラー心理学によりますと、それは「できない」のではない。
「やらない」という選択をしているに過ぎないのだといいます。そこには必ず目的があるというのです。
仮に、プレゼン資料を期限までに仕上げられなかった社員がいるとします。彼は「忙しかった」と言いますが、本当のところは「完璧に作れなければ恥をかく」という不安を回避するために、あえて完成させなかった。あるいは「自分は能力が足りない」と周囲に思わせておくことで、責任を軽くする意図があるのかもしれません。つまり「できない」の裏側には、自分を守るための戦略が隠れているとのこと。
営業職にしても同じです。目標に届かないことを「市場が悪い」「商品力が弱い」と説明する人がいます。ですが、その人は心のどこかで「成果を出せば次はもっと高いノルマを課される」という予感を抱き、それを避けるために本来の力を出し切らないかもしれないと。これは怠けではなく、防衛本能の一種であり、本人なりに筋が通った行動でもあるとしています。
「そうかなぁ?」と、どうもアドラー心理学は、私には少し腑に落ちないところもあるのですが、肯定するとすれば、どのように解釈すれば良いのでしょう。
つまり、アドラー心理学では「原因」ではなく「目的」を洞察することを勧めています。それは、上司が部下の失態を叱責するときや、フィードバックミーティングをする場面で、「なぜできなかった?」と問うのではなく、「あなたが、その選択をすることで、何を得ようとしたのか?」という質問を勧めています。それによって、本人に気づきを促すだけでなく、組織全体が責任転嫁の堂々巡りから抜け出すことができる良い質問を発することであると、位置づけています。
このことから、所属する企業の就業規則や、随時発せられる業務改善指示令なるものに対して、素直に我が事として従順できない社員や、自分の都合のよいように拡大解釈して、是正しようとしない社員がいると想定しますと、「決められた指示に反した行為を選択することで、何を得ようとしたのですか?」という重い質問が必要になります。
つまり、アドラー心理学では「原因」ではなく「目的」を洞察することを勧めています。それは、上司が部下の失態を叱責するときや、フィードバックミーティングをする場面で、「なぜできなかった?」と問うのではなく、「あなたが、その選択をすることで、何を得ようとしたのか?」という質問を勧めています。それによって、本人に気づきを促すだけでなく、組織全体が責任転嫁の堂々巡りから抜け出すことができる良い質問を発することであると、位置づけています。
このことから、所属する企業の就業規則や、随時発せられる業務改善指示令なるものに対して、素直に我が事として従順できない社員や、自分の都合のよいように拡大解釈して、是正しようとしない社員がいると想定しますと、「決められた指示に反した行為を選択することで、何を得ようとしたのですか?」という重い質問が必要になります。
もちろん、人は弱い。誰しも失敗したくないし、また、反対に自分の思う通りに行動したいと思います。しかし、一方で他人の評価に怯えます。ですが、もう自分は、「やらない」という選択をしていると、意識し自覚できたとき、人はようやく自由になるのではないでしょうか。
その理由は、他者の責任にせず、自分の目的に焦点を当てて物事を思索することになるからです。会社という小さな社会でも、この視点と自負があるだけで、心も空気も少し軽くなるのではないのかなぁ。
その理由は、他者の責任にせず、自分の目的に焦点を当てて物事を思索することになるからです。会社という小さな社会でも、この視点と自負があるだけで、心も空気も少し軽くなるのではないのかなぁ。