アキバのつぶやき

2025.08.21

自信について

 お疲れ様です。

 先日、ある記事を読み、営業活動における自信について深く考える機会を得ました。その記事には、自信には2つの種類があると書かれていました。

一つ目は、「結果を得られた自分への自信」です。

 この自信は、よく言われているもので、努力して望む結果を手にした時に得られる感情です。でも、結果は努力だけでなく、運や環境にも大きく左右されるものです。そのため、望む結果が得られなかった際に、自信を失ってしまうというリスクがあるタイプです。これは自信ではなく、「期待」という感情に近いのではないかと思います。
 
 俗にいう、報酬を目的とした行為とも言えます。この感情で仕事をしていれば、その結果によって、仕事に対する感情のムラがでるのは当然でしょう。
 そして二つ目こそが、私が営業としてまた、人生において人として本当に大切だと感じる自信です。それは、「努力し続ける自分への信頼」です。つまり、「自分には実力をつけるまで努力を積み重ねる能力があり、価値のある人間である」と信じることです。「今はまだまだだけれど、自己の抱く理想に、意志し続ける力を持っている」と、心に描き続けるとも言えます。

 この自信の素晴らしい点は、運や結果に左右されないことです。日々の愚直で地道な努力だけで培うことができる、まさに私たち営業に従事する者にとって常に持ち続けたい感情のひとつです。

 この努力ベースの自信を育む具体的な方法は、今日自分が「○○ができた」ということを意識的に言語化することです。例えば、「今日は新規顧客に5件訪問または電話ができた」「A様の相続空き家の課題を、深くヒアリングできた」など、どんなに小さなことでも、「できた」或いは、「今日はそれに対して最大限、努力できたか?」と振り返り、言葉にして認識することです。

 この習慣を身につけることで、着実にこの2つ目の自信が蓄積されていくと気づきました。
真の自信とは、奢ることなく自分を信じ、主体的に歩み続ける力。私たち営業も、日々の努力を大切にし、この揺るがない自信を育てていきましょう。

 きっと、どんな状況でも前向きに進み続けられるはずです!

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