アキバのつぶやき

2025.07.28

あなたは、なぜ働くのですか?

 いきなり、質問されて困ることは、「なぜあなたは働くの?」という、問いではないでしょうか?
ある意味で「なぜ生きるのか?」に近いとも言えます。


 ですが私は、この問いに、より実務的にそして未来志向で答えたいと思います。

 私は第一義に働くとは、世間でいう単に報酬や対価を得る行為ではないと思います。自らの才能と時間を、社会への貢献と交換することだと思っています。そして、その交換比率が、給与であり、評価、自己実現になるのだと思います。ですので、働くとは、人生のポートフォリオ運用に他ならないのでないでしょうか。
 資本主義の本質は、資本が資本を生むことにある。だが、私たちの多くの人は、最初から資本を持ってはいません。そこで働くことによって、人的資本(スキル・信頼・実績)を形成し、やがてそれをお金に変換していく。このプロセスこそが、経済的自立と、自由への道となるのです。

 そして私は、「自由」こそが働く最大の目的だと考えています。選択の自由、時間の自由、場所の自由。好きな仕事を選び、好きな人と働き、好きな場所で生きる。その自由を得るために、我々は働き続けるのだと思うのです。ただし、そこには義務と秩序が併存することを逸してはいけません。

 もう一つ、働くことで社会との接続が保たれる。社会というネットワークに自分というノードを接続し続ける限り、情報やチャンス、人脈も流れ込んできます。つまり働くとは、自分をアップデートし続けること。

 働くことは、しばしば苦役と見なされます。だがそれは、仕事を手段としてしか捉えていない証拠です。もしあなたが「働く」ことを「創る」ことに変換できたなら、それは人生最大の投資になります。自分自身という無形資産を触媒として、社会に最大限に活かす営み、それが「働く」ことの本質ではないでしょうか。
 働くとは、未来によって過去を変えること。


そう私は思い、明日も働きます。

コメント

コメントフォーム